せめて創作側には無断転載をやめてほしい

消費者側から見ると創作者というものは本人たちが
思ってるよりずっと尊敬、模倣の対象だと思っています。
完全に惚れ込んだ創作者の行動は肉親や学校での教えなどは
簡単に上書きされてしまうレベルかもしれません。

twitterを見ていると無断転載がよく目につきます。

他人が創作したイラストを「私が描きました!」等という自作発言の類や
アフィリエイトサイトへの転載、まとめ等に関して「無断転載だ!」と
話題にする方々は多いのですがそういった方々のアカウントメディア欄(画像一覧)
覗いてみると本当に残念な事に気づきます。


大体のアカウントが漫画の一部やTVのキャプチャ画像等を画像会話やおもしろ画像と
いった形で無断転載しているのです。

無断転載に糾弾するために無断転載をしているという
頭が痛くなるようなアカウントも結構な頻度で見つかります。
メディア欄を見るまでもなくアイコンやヘッダーの時点で無断転載をしているアカウントも多数あります。

これはもう何が無断転載で何が無断転載じゃないのかを
理解できてない人が多くなっている状態なのでは と。

ざっくりと
・皆が悪い事だと思う無断転載(自作発言やアフィ転載による商用利用)
・皆が無断転載と思っていない無断転載(画像会話やおもしろ画像添付)
という二種類の「無断転載」を書きましたが後者が実にひどい事になってます。

単純に無断転載については http://togetter.com/li/393405 こちらのページを見て
頂けるとわかりやすいと思うのですが、
このわかりやすいお話が 絵や写真、小説等の創作をすることにより
著作権で金銭を得て生活をしている方々にも全然浸透してない様子です。
むしろお手軽なユーモアとして無断転載するのは構わないという
風潮のほうが浸透している様子です。

この場でどの作家さんが...という事は書きませんが
適当にwebでの露出の多い作家さんのtwitterメディア欄でも見てみると
割と簡単に出てたりしませんか?
有名作品の漫画の一コマやアニメ、映画、TVのキャプチャ画面等。
むしろもう言ってしまえばその人が著作者では無く
引用の体をなしていないメディアが。
もし出てこなかった時には
「ああ、この作家さんはしっかり考えているんだな」と思うレベルです。


創作者さんの行動は模倣の対象だと思っている件は前述のとおりです。
著作権で生きる人間が著作権を蔑ろにしてる様をフランクに見せられたら
無断転載という行為が全く理解できなくなるのも無理もないと思います。


せめて創作側には無断転載をやめてほしい。


~無断転載に対して死ねと過激で直球な事をツイートしていた作家さんが
先日、とある漫画の一コマを無断転載していてそのツイートに対して漫画の一コマを無断転載でリプライしているファンの様子を見て~